■基本のパイ生地(折)
材料
小麦粉※1:250g
塩:5g
水:120cc
無塩バター:25g
無塩バター:200g

バター25gは始めに溶かしておきます
レンジでチンッ♪
※1:小麦粉は強力粉をメインに使います
強力粉100%で問題無いですが、伸ばす作業の工程でコシの強い凄く固い生地になり正直疲れます
生地を柔らかく作りやすくする為に薄力粉を入れると良いでしょう
今回は[強力粉150g/薄力粉100g]です
粉をふるいにかけて、中央にくぼみを作ります
水を徐々に入れながらまぜて行きましょう
同じ要領でまんべんなく溶かしたバター25gを入れて行きます

手早く混ぜたらぐにぐにひとまとめにします
こねてしまうとグルテンが出てコシが強くなり作業がし辛くなるのでまとまる程度で
ぎゅぎゅと丸くしたら空気に触れない用にラップで包みます
パン生地では無いのでツヤも出ないし余りもちもちもしませんが大丈夫です

※良い子のみんなは普通に丸くしましょうね♪
この状態で冷蔵庫に入れて、1時間〜2時間寝かせましょう
冬1時間・夏2時間程度寝かせると良いです、大体です。
寝かせる事によりグルテンによるコシを切って薄く伸ばしやすくなります
この間にバター200gを作業しやすい様にしておきましょう

バターを取り出します
市販の固形バターは概ね一箱200gかと思うので全て使います
むしろバターを計るのが面倒なので粉の分量はバターに合わせてます
バターの事前準備は簡単です!
ラップで包んで叩きましょう

普通に伸ばして頂いても問題ありません
厚さ1cm程度に伸ばせれば適当で良いです
形を整えるのなんて至極面倒であります((*゚Д゚)ゞ
こちらも冷蔵庫で冷やして置きましょう
…そして1年の歳月が経った。
失礼、1時間〜2時間寝かせたら次の作業に入ります
打粉(薄力粉)を振るった台で生地を伸ばしていきます
ここからはバターが溶けない様、手早く作業していきましょう
この際、伸ばしたバターを包める大きさまで伸ばします

バターの倍の大きさがあれば良いです
が!伸ばしてる時にはみ出るとベタベタになるので綺麗に包みましょう

なるべく中央に置いて包めるぐらいがオススメです

まごころを込めて包み込んで行きます
両端はもう少し長めに伸ばすべきでした…

構わず包み込みます
バターは余り溶けない様に気を付けます
最初なので向きは気にせず伸ばしていきます

適度に伸ばして三つ折りが出来る程度にしましょう

上下から三つ折りにしたら向きを90度変えます
更に伸ばして三つ折り、伸ばして三つ折りを5回程度繰り返します
バターの層がそのままパイ生地の層になるので
バターを溶かさないのは生地と生地をくっ付けない為でもあります
最初1層の生地を三つ折りで3層
2回目の三つ折りで9層
3回目27層、4回目81層、5回目で243層
勿論多くすればする程層は増えますがその分薄くなります
場合によっては薄すぎて生地同士がくっつきますので
適度に4、5回程度にしておきましょう
4回目の後は二つ折りでも良いです
ちなみにお菓子の「パイの実」は64層といわれています

4回目です、生地が伸ばし難くなってきたので分厚い印象を受けます

5回繰り返したものです
これでパイ生地自体は完成になります
アップルパイを作っても良し、チョコパイでも良し
意外になんにでも合うパイ生地の完成です♪
・冷凍保存しておくことも出来るので不要な分は冷凍庫へ入れておきましょう
・保存前提で作っている場合は三つ折りの回数を半分にしておき使う前に残りの回数を折ると良いです
・冷凍状態の生地を解凍する場合は冷蔵庫でゆっくり解凍させましょう
・バターが溶けると生地が膨らまない場合があります
※レシピ一覧※